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2005年11月19日 (土)

アタマが・・・

アタマが痛い!
頭痛ではない。以前から、セルフ・メディケーションについて記事を書こうと思って、色々と現状を調べているのだが、ウェブサイトやネット・コミュニティの書き込みを読むと、アタマを抱えてしまう。

セルフ・メディケーションを通じて、ホメオパシーに親しみ、何よりもレメディが効くという事を体験してもらうのは、大変良いことだと思う。
日本で、たくさんの人がホメオパシーに興味を持ち、利用している、あるいは利用したいと思ってくれているのだという事実は、嬉しい誤算だった。
しかし、ネットや本の情報を頼りにレメディを試している人たちの記事や書き込みを読むと、背筋が寒くなる時もある。

セルフ・メディケーションで、1M、10M???
根本体質やマヤズムのためのレメディを、いくつも試している???

実際、ホメオパスがセルフ・ケアでやらない様な事を、たくさんの人がやっている。あ、ホメオパスじゃないから、やっちゃうのか・・・

自分で、家族や自分に合うレメディを探してみようという気持ちは、大変良く分かる。
ファースト・エイドの範囲内であれば、レメディを試してみるのは悪い事ではないと思う。そのために情報が欲しいという気持になるのも当然である。

しかし、ウェブの書き込みに、「○○を試してみては?」とか、とても親切にコメントしている人が、ホメオパシー学校の生徒だったりすると、その学校の教育を疑ってしまう。
中には、感心するぐらい色々なレメディをご存知の方もおり、こういった人たちはホメオパスではないかと睨んでいる。独学で学んだとすれば驚嘆するが、大事なことを勉強されていないと思う。
皆さん善意でコメントしておられるのだと思うのだが、残念ながら、断片的な情報、例えば頭痛や生理痛といった単独の症状に対して、それに効きそうなレメディをいくつも紹介するとか、高いポーテンシーが効くとか、低いのも良いだとかのコメントをするのは、少なくともホメオパスやホメオパシー学生が行うべきことではない。

セルフ・メディケーションには、メリットもある。が、大きなリスクもある。
特に、レメディをとっかえひっかえ飲んだり、根本体質の治療をしようとする時に、そのリスクは甚大だ。そもそも根本体質レメディを自分で見つけるのは至難の業だし、マヤズム治療を自分でする人なんて、イギリスでは聞いたことがない(私の世界が狭いのか?)。

ホメオパシーのレメディは安全だと、広く信じられている。
実際、ホメオパスの方も、そういう言い方をすると思う。
しかし、どういう風に安全かという概念を理解しておかなくてはならない。
レメディは病気を治すパワーがあるのである。そして病気を治すパワーとは、「病気を引き起こすパワー」なのだ。
使い方を誤れば、健康な人を病気に出来るのである。しかも1つのレメディは、たった1つだけ症状を持っているのではない。いくつもの症状を持っている(引き起こせる)のである。
そして、間違った使い方をした場合、レメディは多くの現代医療の薬と同じように、抑圧的に作用する事もあるのである。
そういうものを、自分に適合しているのかも分からずに、ハイ・ポーテンシー(=ハイ・パワー)で、何回も、何種類も飲む事のリスクを、ゼヒゼヒ考えて欲しいものだ。

日本のホメオパシーは、まだまだまだまだこれからである。
もっともっと多くの人に、ホメオパシーのことを深く理解して頂きたい。
まずは一般の人に、ジョージ・ヴィソルカスの「サイエンス・オブ・ホメオパシー」を、是非とも読んでもらいたなぁ。

あら、また明け方になっちゃった・・・

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