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2006年10月13日 (金)

理想のメニュー5

人間は果食動物なのか?

これは、本当なのか分からない。
と言うより、果物も含めた植物を主食とする雑食動物であるというのなら納得できる。
「フィット・フォー・ライフ」では、果物は人間にとって最も完全な食べ物であると述べられている。
人間は何百年もの間、徹底的な果食動物であったという説もあるらしい。
つまり、穀物が主食でもないのだと。
私自身は、乱暴な言い方をすると、果食でも穀食でもいいじゃぁないかと思っている。
「ここまで書いといて、何ていいかげんな」とお叱りを受けそうだ・・・

何が主食かという話になると、必ず引き合いに出されるのが、歯の構成。
人間の歯は、食物をすりつぶすのに適した形(臼歯)になっている。肉食動物の歯とは明らかに違う。
まあ、これは納得できますね。今更「人間は動物じゃない」って言うわけにも行かないでしょう。
身体の作りだって、生身でハンティングするには適していないし。
「フィット・フォー・ライフ」では、この他にも身体に備わっている消化酵素とか胃や腸の機能とか、人間が肉食に適さないという例を多数挙げている。
これらは、自然食の類を薦める本には大概書いてあることなので、さして真新しい情報ではない。

あなたは、イギリス・湖水地方辺りの草原を歩いていて、空腹を感じたら、近くにいる牛に襲い掛かって、かぶりつき、そのまま食べますか?
普通しないでしょう。
頭に焼きたてのステーキが浮かんで、そそくさと帰ってステーキを食べるということはあるでしょう。でもそれは、ステーキという「最終製品」が好きなのであって、そこには、あなたが自分で牛を殺して切り刻んでというプロセスは脳裏にはないはず・・・だよね?

で、果食なのか?という事については、
私の浅知恵では、果食動物であるというのなら、その食性に従って果物だけ食べていれば良いはずだ。しかし結局、ある土地で一生を過ごすとして、果物だけでは1年を通して食物を確保できないと思う。場合によっては果物がないかもしれない。
果物が最適だとしても、果物以外のものも食べざるを得ない。
幸いなことに、人間の歯や身体は野菜や穀物を食べるにも適していそうだ。
同書でも、野菜は果物と並んで(あるいは準じて)良い食べ物としているし、穀物も、加熱調理しなければ、消化に負担を掛けないと言っている。
(玄米生食って、ある意味「究極のメニュー」かもしれないね)
つまりは、構造上、人間は果食動物であり、結果として数百万年の長きにわたり、果食であって穀食だったわけではないという前提が正しいとしても、特に困ることはないし、それだけで全てが説明できるわけでもない・・・と私は思う。
だからまあ、どっちでもいいじゃん。少なくとも肉食動物ではないよ。(やっぱり、いいかげんかなぁ)

さて、ナチュラル・ハイジーンの重要なコンセプトには、「果物は食後に食べるな」というのがある。
これは、果物は消化に時間が掛からず、胃に滞留する時間が短いが、加熱調理した炭水化物やたんぱく質は、長い時間胃に留まっていて、食後に果物を食べると、本来すんなりと胃を通過して腸で吸収されるべきものが、胃の中で他のものと混ざり、発酵・腐敗するという考えに基づいている。(同書では正直に「医学的な証明はされていない」と書いてあるが)
「なーるほど」と思う人もいれば、「うっそぉー」と思う人もいるだろう。
私は、「へぇぇ~、そういう事もあるんだぁ」と思った派です。(かるい・・・)
個人的には、フルーツを食前(30分前)に持ってくればいいか、食後に食べなければいいのだったら、何の不都合があるのか?
という考えなので、このコンセプトに何の抵抗も感じない。
元々私は、日常的にフルーツを食後に食べる習慣がなかった。だから尚更かもしれない。

それから、ここには「正しい食べ合わせ」の概念もある。
「加熱調理した炭水化物とたんぱく質を同時に食べるな」と言っている。
加熱が問題になるのは、元々食べ物に備わっている消化酵素が壊れるからだ。
そしてこれらを一緒に食べると、胃や腸で十分に消化されず、発酵や腐敗の元となる。
同書で推奨されているのは、
「肉を食べるなら、ご飯を食べるな。サラダ=野菜を食べろ」
「ご飯を食べるなら、魚を食べるな。サラダを食べろ」
といった組み合わせである。
(ちなみに、野菜と他の食品の組み合わせが良くて果物がダメという根拠は、どうしても読み取れなかった。)
しかし、この考えで行っても、玄米菜食なら全く問題がない。
肉を食べたら、パンやご飯を食べなければいいのだ・・・うーん、ちょっと辛いかな~。
焼き魚にご飯がないのも、どうかな~って、思うよねーふつう(苦笑)
で、私の場合、これは「脱線」にまわす。
かといって、この「理想の食べ合わせ」は難行苦行の範疇には入らないと思われる。
肉食べたらいかんと言っているわけではないのだ。食べろと薦めているわけではないけれど。
それに食べる量を制限しろとも言っていないし、カロリー計算の必要もない。
少なくとも、「今、ダイエット中でフラフラ~」っていうのはないよ。だからリバウンドも出にくいでしょ(笑)

「午前中フルーツだけで過ごす」ということだけを実行しても、体調が良くなったという人が多いという。
「出来ることから始める」ということでも、良いのだと思う。
ナチュラル・ハイジーンにおいて、それで特に弊害があるとは思えない。
陰陽が気になるのなら、陰陽を取り入れてしまえばいい。それでも害がないと思う。
冷え性の人は、リンゴとか、アボガド、アンズ、ベリー類、イチジク、さくらんぼ、スモモ(プラム)、ブドウあたりを食べればいいのでは。(これらは全て「間性」)
私にとっては、ナチュラル・ハイジーンに欠けていると思われるのが、この陰陽等に基づく「個人差」や「エネルギー」といったものへの配慮のがないように見えることなので、これは他の食事法を参考にして工夫が必要と考えている。

いささか我田引水ですかね?まあこれが「私なりに」ということなのです。

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コメント

またまたSamさん、こんばんは。
私、7・8年前フィット・フォー・ライフをしてたんです。1年弱位は続いたと思います。当時はホメオパシーを知らず、自分のアレルギー性鼻炎を治すのに通ってた医者に薦められて。消化器系の働きは素晴らしくよかったし、エネルギー力がありあまり、組み合わせでこんなにエネルギーがあまるのか、というのを体で感じましたよ。アレルギーも治癒にはいかないものの、半分くらいには軽減されましたし。

でも正直な話。
当時松田麻美子さんにもお会いしたんですね。人柄的には優しく、穏やかで、素敵な方なんですけど、「すごく」痩せてらっしゃったんです。どうみても私には健康的には見えなくって。なので、これを続けたらこうなっちゃうのかな?なんて不安を覚えました(苦笑)。

なおこさん、

こんにちは。
私は先週末、脱線しまくっていました。
最近、送別○○○とか、結構入ってきまして(笑)

なおこさんがお感じになられた、エネルギーがあまって、アレルギーが軽減されたというのは、興味深いですね。
やめてしまったのも、もったいない気もしますが・・・
やめられたキッカケは、松田さんに会われたからですか?
結構、そういう印象って大きいですよねー。
まあ、私も「やせすぎー」とか「ほそーい」とかよく言われます(苦笑)
不健康そうって言われたことはないけど、遠慮なのかな・・・

重要なのは体型ではなくて、生命力やエネルギーが感じられるかだと思うのですけどね。
体型も、個人個人で理想の体重なりバランスがあると思うのです。
骨格だって各臓器の大きさだって違いますので、同じ身長の人たちは同じ体重が理想かと言うと、そうではないですよね。
かと言って、太りすぎ、痩せすぎが良い訳でもないですし・・・

その辺の事も、今後書いてみようかと思っていました。

大事なのは、ダイエット(食事)を工夫しながら、自分の身体と対話できるようになることなのかもしれませんね。
そんな過程で、なおこさんも松田さんから何かを感じられたのではないかと勝手に想像しています。

samさん、こんばんは。
しばらく訪れていませんでした。
今は帰国直前で忙しくされて頃でしょうか。

笑、やめたきっかけは、全然松田先生とは関係なく、
私がストイックになり切れなかっただけです。
幼少期を北海道、漁港のすぐ近くで育ったので、
魚が大好き、でも魚とお野菜だけだとおなかがもたないっ!

そんな単純な理由です。
それでもやっぱり悪い組み合わせだと、消化の時間はすごく
長くなるのを感じるので、体調が良くないときなどは、
絶対よい組み合わせにしています。
それだけでも、悪くなる前に復活できます。
なので、Samさんの言うようにエゴの「もっと食べたーい!」
という声を抑えつつ、身体のいうことを聞くようにしています。

なおこさん、こんにちは。

そうでしたか。私の妄想でしたねー(笑)
私の食事療法の先生は、ガリガリでもなかったし、お歳の割にはとても元気そうでしたので、安心感があったのですよ。
なおこさんのコメントを読んで、私がその先生に最初に会った時に、不健康そうに見えたら、この食事法をやっていなかっただろうなぁと、しみじみ思いました。

食べあわせについても、色々と説があると思いますが、伝統的食事法の「主食・副食のバランスを正しく」というのも、1つの知恵なんだと思います。
おかずを減らせという事は、結局、消化の負担を減らせと言うのと同じことですよね。

でも、やっぱり焼き魚にはご飯が欲しいですよね~!

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韓国で一般に広まった食事療法、生食(せんしく)。 さて、生食(ローフード)とは? 新鮮な穀物や野菜などを、火を加えず生のまま食べる食事のことです。 熱を加えないことで、ビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維など、原料に含まれるものがそのまま残ります。 もともと韓国には、僧侶の食事、病人の回復食としてあったものが、健康やダイエットを気にする人に受け入れられ、広まったものです。 火食(煮たり焼いたりした食べ物)は、身体の新陳代謝に必要な栄養素、酵素を、熱を加えることで破壊してしまい... [続きを読む]

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