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2008年10月25日 (土)

街頭演説と別の星の住人

今日は、ガン患研のボランティア活動の一環として、某駅前でビラ配りのための街頭演説を体験してきた。

拡声器持って駅前で演説するなんて、今までの私の人生計画にはなかったかな・・・coldsweats01
まあ、色々と新しい体験をさせてもらっています。

演説自体は、大したものでもなくて・・・ホントは大したものにしなきゃならんかったんだろうけど(笑)、私たちはこういう活動をしてますとか、配布物の説明をしてるわけだ。
お粗末な私の演説にも関わらず、ボランティアの方々(ガン患者さん)の奮闘のお陰で、予定の部数を全て配布することが出来た。
感謝、感謝です。

さて、街頭演説と言っても、有名人が演説してる訳じゃないので、道行く人の殆どは、ぜーんぜん関心無いかのように見える。
何となく、だぁ~れか聞いてるんかい?ってな感じで、道行く人々一人一人の顔を見ながら話していたら、妙に脱力を感じてしまった。
たぶん5分間から、せいぜい10分間ぐらいだろうか?ちょっとボーっとしてしまった。。。
(そもそも、何やら今日は滑舌が悪かった・・・)

街頭演説は、ナカナカ足を止めてくれる人なんていないよって聞いていたので、別に人々が無関心な顔で通り過ぎていくのがショックだったわけではないよねぇ。

はて?この脱力感はなんだべ?と、ふと考える。
そうだ、これは前日の出来事のもどかしさなんだ、と分かった。

前夜、久しぶりに会った仲間と飲んでいた。
まあ結構何でも話せる間柄ということもあり、お酒も入っていたので(言い訳)、よせばいいのに、また食事だの健康の話をガーっとしてしまった。

食事の話は、案外微妙なジャンルである。
相手が結婚して子供がいたりすると、尚更だ。
ことによると大きなお世話どころか、内政干渉になる(苦笑)

乞われてもいないのに、えらそーに語る私の過ちであることは明白なのだが、
仲間の一人がかなりのStone Headで(それが彼の愛すべきキャラでもある)、その発言を聞いて、頭の中でつい「カーン」とゴングが鳴ってしまった。
成長しない・・・bleah

今日のビラ配りの後、スタッフの方、ガン患者さんたちとのお茶の席で話したのだが、どうも皆さん同じ様な思いをしているようで(笑)、まあ結局、人間懲りないとナカナカ分からないという結論。
言うだけ無駄。そういう話はしないのが良いということである。
・・・と、分かっていながら、もどかしさや無力感も残るのだが。

それは極論を言えば、単なる信念対立というか、好き嫌いの問題なのだ。
テニス選手で言えば、フェデラーの熱烈ファンに向かって、ナダルのファンになりませんか?と言っているのと変わらない(少なくともそういう話をしている時の当事者は)。
ん?例えが悪いか・・・まあ、コテコテのクリスチャンに、仏教は如何ですかー?って言うのと一緒。

しかしまあ、仲間たちとその家族に、懲りるために病気になってみろなんて本気で唱える気持ちもなく、現在健康で楽しい生活を送っているのなら、そのまま陽の当たる道(?)をずーっと歩んで行って欲しいと願っているのだけれど・・・

ガンになってしまった私、ガンに限らず小さなお子さんからご年配の方まで、病に煩わされて大変な苦労をされている方々と日々お目に掛かっている私、その立場からすると、もう、住んでいる世界が違ってきたんだな~と、そもそもお互いまるで別の星に住んでいるかのような。

ハッキリ言って相手にとっては「そんなこたぁ、知ったこっちゃーない」という事であろうし、知らないまま幸せに時が過ぎて行くのなら、それは1つの素晴らしい人生なのだよねぇ・・・どっちが良いとか悪いとかでもないしねぇ。

この何だか途方もない距離感・・・演説しながら道行く人々の表情を見ながら、そんな感じが襲って来たようなのである。
道行く人々に殆ど伝わらないであろうことは承知の上。
しかし親しいのに、親しいからこそ、決して埋まらない距離感・・・昨晩感じた「もどかしさ」の正体、それが道行く人々の表情に照らされて脱力感としてやって来たらしい。

もう彼らの前で、この手の話をすることはないだろうなぁ・・・と思う(反省、反省)。
まあ世間一般の常識からすると、明らかに私が別の星の住人なんだよねhappy01

そんな気付きとも言えない様な体験が得られた、人生初の街頭演説であった。

別の地域で街頭演説をした先輩は、「味をしめた」とかで、またやりたいとおっしゃっていたが、街頭演説そのものは、私はどっちかというと苦手だなぁcoldsweats01

とはいえ、最近、ホントに色々と得がたい体験をさせていただいています。
まだまだヴァージョン・アップ出来る自分がいるのかも?と、そんなワクワク感も持たせていただいています。

感謝です!

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