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2009年2月11日 (水)

治療法の選択は、生き方の選択

ごぶさたですhappy01

鳥越俊太郎さんが、「肝転移」で手術となってしまったようですね。

ニュースを観て感じたのは、つくづく治療の選択とは、生き方の選択なのだなぁということだ。

彼は、「ガンは敵じゃない。ずっと付き合っていく友達だと思うと随分違ってくる・・・」という事を言っていた。
それはいい方向性である。
元々は自分の身体の一部であり、自分の人生を振り返る機会を与えてくれるものであるから、敵と思う必要は無い。
敵だと思って攻撃しようとするから、侵襲的な治療で自分を痛めつけることになる。

しかし、ずっと付き合っていくのはいかん(笑)
ましてや、付き合い良すぎて一緒に死ぬのはもっといかん!
なるべく早めに、「ガンちゃん、ありがとう。さようなら~」と言えるようにならないと。

いつも追っかけている訳じゃないが、私が彼の言動にそれなりに注目するのは、有名ジャーナリストであるからだ。
こういう、情報が豊富に手に入る(はずの)人が、ガンになってどういう選択をするのか?
そこに興味がある。

もちろん、同じガン患者としては、ぜひぜひ治って欲しい。
これは、どんな人にも、等しくそう思う。
私からすると「何でそっちに行っちゃうの~?」という治療を選択した人でもね。

さて、彼は既に医師から、肺と肝臓に転移する可能性があると言われていたそうである。

時々思うのだが、ガン細胞って、アタマいいね(笑)
最後には、全摘出不可能な部位に転移する・・・脳、肺、肝臓、骨。
あまり攻撃して脅かすと、切羽詰って逃げ込んじゃうんだ。
治療だけじゃないよ、生活習慣、ストレス、etc・・・いぢめちゃだめよsad

閑話休題。
大腸ガンの肝転移は、かなり前、5年後生存率0%だった(細かい部位のどれとか分からないが)。
しかし、ゲルソン療法で有名な星野先生が、この0%を破った。だから少なくとも0%ではない・・・と、ご本人が言っておられた。希望はあるよ。

鳥越さんは、医師の予見を受け入れた上で仕事を続けられている。
見えない所でどういう自助努力をされているのか?
以前、何かの番組で、早起きして散歩と運動とかされているのは観たことがある。
それなりに取り組んでおられるなという印象はあった。

あとは、ガンは友達として付き合っていくという彼の言葉が何を示唆しているのか?
例えば、緒方拳さんは、仕事を取ったように見受けられる。
鳥越さんは、本人の中でどうなのだろう?少なくとも仕事は辞めていないよね。
彼の意味するところの「ガンは友達」ということが私には消化できない。
むろん、ガンになっても仕事を続ける。あるいは仕事に生きる。それは一つの崇高な態度だ。
これぞ生き方の選択である。

が、しかし、彼らの生き様を敬い、語り継ぐことは素敵だが、闘病の理想と捉えてはいけないと思う。
それは、彼らにとっての闘病であって、ガンに対する取り組み方は、人それぞれなのである。

何でいちいちこんなことを書くのかというと、
メディアで鳥越さんのような人がクローズ・アップされると、「我々に勇気を与えてくれる」と賞賛される。
くどいようだが、私も頑張って欲しいなと思うんだよ。
しかし、彼と同じ様にやることが、必ずしもベストではないよという事なのだ。
「とにかく頑張って治療しようよ!」と、(この場合、西洋医学を指すわけだが)その頑張りに感化される人が増えそうで、私はゾッとするのである。

鳥越さんが自ら選択した生き様に感動する。緒方拳さんの役者魂に感激する。
しかし、それは彼らの物語だ。
私には私の、あなたにはあなたの物語がある。

私は、もう結構身体にメスが入っているので、これ以上は勘弁してもらいたい。
モグラ叩きは、もうたくさん・・・そう思う人もいるでしょ?
これはもう、生き方なんだなぁ・・・好き嫌いというか・・・

私がもし凄い俳優だったら、死んでも演技を続けるという生き方の選択もある・・・かも?
いやいや、まず治療に専念して、治してから仕事に戻るかな、やっぱり。
概念上の重要な差異は、私はガンは治る病気だと知っているということだろうかな。
この出発点の差は、天と地ほども違うだろう。こっちは生き方というより、知識の問題。

鳥越さんのような有名ジャーナリストが、どうして西洋医学以外の方法に行き着かなかったか?
悪いと言っているのではない。その結論へのプロセスが気になる。
彼の理由は知る由もないのだが、ガンになった有名人を見ていつも思うのは、どうして「ガンの患者学研究所」に行かないのかな?
最先端の治療を優先的に受けられるから、見えなくなるのかもね。

しかし、治らない、治らないかもしれない、5年生存率○○%・・・そういう所だけに治る方法を探しに行ってどうする!
治し方は、治した人から学ぶべきだ。<治ったさん>が、ガン患研にはたくさんいるのだから。
そして、ガンは治るものと知るべきである。決してミラクルではない。

なんだ、ガン患研の宣伝か?と思われるかもしれないが、私が言いたいのは、いわゆる知識人と目される人が、世間の常識に縛られて思考停止に陥っているのを見るとガッカリするということだ。
いや、知識人だからこそ、既成概念でしか考えられないということもある。
少なくとも、両方(西洋医学とその他の方法)を見てから決めるべきだと思うけど。
筑紫哲也さんや緒方拳さんは、ちょっと別のものを垣間見ていたようだよね。
でも、治るものと知ったら、どういう選択をしただろうか?

治った人を何人も目の前で見ても、心の底では治ると信じられない人、腑に落ちない人がたくさんいるという事実に、私はしばしば圧倒される。
いかに潜在意識への刷り込みが強いか分かるというものである。
ドラマや小説など、決まってガン患者は死ぬものとして登場する。しかも、凄まじい闘病をして死ぬものというイメージが付きまとう。
ガン患者は、このネガティブなサブリミナル効果から逃れなくてはならない。
そういう意味でも、鳥越さんの今後は重要なのである。

鳥越さんは、色々調べ抜いて考察した上で(つまり思考停止しないで)、今の生き方(=治療)を選択したのだと私は思っているけど、それならばいつか、今の選択に至る思考という観点で公に語って欲しいとも期待している。

講演とかで色々語っておられるようだが、私は「(転移巣を)取ってしまえばそれでいい」といった優等生的な(?)発言を聞きたいのではないのだ。
ガンになったトップ・ジャーナリストとして、彼が肝転移を切り抜けて、これから何を伝えてくれるのか?
それを楽しみにしている。

鳥越さんは治る、治る、治る、治った~!おめでとう!!
ポジティブなサブリミナルの輪を広げようhappy01

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ポジティブなサブリミナル効果、いいですね~tulipいつもながらのソフトだけれども力強い視点はガンでなくとも現在病んでいる方たちへの大きなエールです。勇気づけられる方たちがたくさんいます。所属する非公開mixiコミュ・ホメオパシーSAHHOに紹介させていただきますね!

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