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2013年10月16日 (水)

賭ける勇気

たくさんの患者さんと接していて、しみじみ感じることがある。
それは、治すためには何より、治す心構えが必要だということ。

心構えとは、ある種の〈覚悟〉。
自分が今行っている取り組み、たとえば自助療法で、絶対治すと決断をし覚悟をしているかどうか?
すなわち、〈賭ける勇気〉があるかどうか?
自分で選んだ、この方法。それに賭ける勇気。それでダメだったら、仕方がない。悔いなし。そういう覚悟が必要なのである。

ただし、ダメモトという意味では決してない。
必ず治すと信じつつ、「これだけやってもダメなら仕方がない。人事を尽くして天命を待つ!」という態度のことだ。

それぐらいの信念、賭ける勇気がないと、それが三大療法だろうと、代替療法だろうと、自助療法だろうと、何をやってもうまくいかないものなのである。
逆に言えば、そういう覚悟があるからこそ、実践を徹底できる。

「抗ガン剤はしんどいし、これで治るかも分からない。できればやりたくないな・・・」。

そう思う一方で、「生活習慣を変えたり、代替療法や手当てをしたぐらいで、本当に治るのかな・・・」。

そんな風に、どちらも信じていない、何も信じるものがないようでは、治るものも治らなくなってしまう。
極端な話、抗ガン剤をやって、100%、頭のてっぺんから、つま先まで微塵の疑いもなく「これで絶対治る」と信じ切ったなら、決して勧めはしないけれど、抗ガン剤だってうまくいくかもしれない。

でも、多くの患者さんは、三大療法も、代替療法も、自助療法も、どれも信じ切っていない。
これでは、何をやってもうまくいかない。

そして、何よりも、誰よりも信じなければいけないのは自分自身(の治る力=自然治癒力)、すなわち自己信頼である。

手当てなどの自助療法の最大のメリットは、自己信頼を回復することができること。
同時に、自助療法というのは、自己信頼がないとうまくいかない(自己信頼があって最大限効果を発揮する)。
これは、ホメオパシーなどのいわゆる自然療法も、すべて同じ。

すると、やってみて自己信頼が得られるものなのに、自己信頼がないとうまく効かないとなると、ニワトリが先か卵が先かという話になるけれど、ここで「賭ける勇気」が要求されるのである。

これまで勉強と実践を重ねて、自らの人生観や感性に照らし合わせて、こうやって治すと自分で選び、決断したこと。それに賭ける勇気があるかどうか。
それが、自分を信じること、自己信頼への第一歩でもあるのだ。

100%治る保証なんてどこにもない(それはガンでなくても同じこと)。
だから何をやるにせよ、ガンの場合は、自分で決めたその何かに命を、人生を賭けなけりゃいけない。
多くの人は、できれば賭けたくない。怖いから・・・。
それは無理もない。
でも、そうやって賭ける勇気を持てずにグズグズしていると、すべて中途半端なまま成果が上がらず、結局時間切れになってしまう。
そういう人がたくさんいる。
賭けないのもリスクなのだ。

治るならやるんじゃない。これと決めたら治るまでやる。
それぐらいの覚悟をして、もちろん勉強を続け、実践を改善しながら粘り強く前進していくこと。
そうして、やるべきことをやり尽くし、さわやかに、ひたむきに取り組む姿勢を持てる人は、失敗したとしてもまた軌道修正してやり直していけるもの。
覚悟するとは、諦めることではない。生き抜く覚悟をすることなのである。

あなたはどうですか?

自分を信じる覚悟ができていますか?自分自身に賭けられますか?

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