ホメオパシー

2010年3月27日 (土)

ガンとホメオパシー

International Journal of Oncologyの2月号に、超希釈したレメディの細胞傷害効果(cytotoxic effect)についての研究が掲載された。

in vitro つまり生体外での実験ではあるが、乳ガン細胞の細胞周期を遅らせたり、停止する、またはアポトーシスを引き起こしたという。

使われたレメディは4種類、ポーテンシーは30Cと200C(元の物質がないレベル)。
どのレメディかは、悪用を避けるため、ここでは書きません(笑)

人の身体で実験した訳ではないとはいえ、少なくとも超希釈したレメディが効果を発揮した実験として、大変興味深いものだろう。

興味がある方はこちら(英語です)

2008年8月 4日 (月)

プロパガンダ

暑い日が続いておりますが、お元気でしょうか?

さぶーい情報が入りましたので、いいタイミングかな(笑)

どこかで、私のHPの記事を取り上げて、それに反論するということが行われているらしい。

へぇぇ~、結構有名になったもんだ(笑)

まあ、一々それに対してまた反論するのも時間の無駄で不毛な事なんだけど、一応、ちょっとだけ書いときますか。

まず、全体の話の中の一部分だけを取り上げ批判するのは全く公平でないと考える・・・という主旨の事を言われているようである。

そのままそのお言葉をお返ししましょう。
ちゃんと人が書いていることを熟読してから反論してもらいたいものだ。

実際、私の言いたいことはそれだけです。

それから、私が特定の人たちを非難しているように感じる人がいるのかもしれない。
いや、実際批判はしているのだけれど(苦笑)、評価するべき所は評価しているつもりなんでね。
そう読めないとすれば、私の文章力の足りなさによるので、ここで一応強調しておきたい。
ただ、賛同はしてないよ(笑)

これまで、全般的な議論として日本の現状が不毛だという事を私は言い続けている訳です。
今のこの記事も含めてね。
別に私は自己批判も恐れないもの。

いいかげん、どっちが正しいとか、真実だとか、ホメに限らずウザいの!!(笑)

自分は正しいことをしよう!良いことをしよう!そう信じて行動することは大事なことだと思う。
内省を挟みつつ、その道を歩み真実を探求することは素晴らしい。

しかし、その信念を、我こそが正義なりと他人に押し付けると、戦争になる訳でしょ?

ホメに関して言えば、どの人、どの人たちが、どういう事をしているのか?何をしようとしているのか?
それを明確にしておきましょうと。
私は、プラクティカルとかを否定してるんじゃなくて、「良く分からん」と言っているだけ。
分類云々の記事の主旨は、そういう事です。

ちゃんとメニューを整理して、後は、選択する人の自由でしょう?
でも、読みにくいメニューは、困るよねぇ。。

えっ?オマエの言ってることも信念の押し付けだろう??

うーん、そこは微妙な突っ込みだな(笑)

私は今まで、日本のホメオパシー界に対しては、結構アロパシーだったかもしれない。
あまりにも両極端に振れ過ぎていたと思うのでね。

その論旨は、ワザワザこんなマイナーなブログを好意的に読んで下さっているマニアの方には、ご理解いただけているんじゃないかと思う。

まあでも、やっぱりアロパシーでは限界があるんだね。
必要な局面もあるけどね。

信念対立を指摘し、問題提起をするというフェーズは、もう終わったと思う。
ネガティブな引き寄せもあるしね。今回の事も(笑)

実際、私はもう疲れた、こういうの。
ネガティブ・エネルギーに付き合ってると、自分もネガティブになって行くんだよね~
なんでまあ、後はこの記事にまた反論するなり、好きなようにして下さい。

そろそろ、新しいステージに行くべきだと思う。
もっとこう・・・我々が見つめる先に何があるか?それを純粋に考えて行きたい。

ここ最近は、そんな境地ですよ。

2008年3月14日 (金)

一体ホメオパシーってなんだ?

マイミクの方から質問をいただいた。

「クラシカル・ホメオパシーって何なんでしょう?」

日本のクラシカルは?ということで、叱咤激励をくださったのだが、
いやこれは・・・耳が痛い(>_<)

その方いわく、色々なHPを見て回ると、
プラクティカル(要はホメジャ)と区別がつかないようなクラシカルが結構いるとのこと。
あー、私もその一人かもしれないのだが・・・(汗)

まあ我々、法律で表現が制限されていて、様々な方便を駆使しなければならない事情があるにしても、
ユーザーの方に「クラシカルっぽくない」と言われると、ちょっと重いね。。

  • 原則シングル・レメディです
  • インナーチャイルドキットとか、そういう摩訶不思議なものはオファーしません
    (コンビネーションのキットのようなものはオファーしません)
  • 西洋医学の治療を止めろとは言いません(むしろ併用してください)
  • コンサルテーションでは、お話をじっくりお伺いします(長時間)
  • ホリスティックな癒しを目標とします

これまで言い続けてきたので、簡潔に上記の前提で認識してください。
・・・してるよね?(笑)

さて、そんな話とも関係するが、最近色々と情報が入って来た。

なんでも、某医師の団体に属するホメオパスは、
コンサルテーションが15~20分程度で「全体像は観ません」と宣言しているそうな。

なんですか、それ?

呆れている所へ、ある週刊誌でホメオパシーの事を書いている医師が出てきた。
この人は、やはり某医師の団体所属で、言っている事は上記を裏付ける。

この人たち、病名でレメディを選んでいるような。。結局の所、対症療法なんだな(爆)
(この団体のコースを受講した方も、そういう印象を持ったそう)
レメディを使えば、ホメオパシーだと思ってる。

この某団体は、代替医療の総本山(?)帯津良一先生が会長の団体である。
うぉぉ・・・帯津ファンとしては心苦しいが、ホリスティック医療とか、統合医療って何なの?

ホリスティック医療という高みを目指すその途中に統合医療がある
・・・という事だったと思うのだが、これではタダの「コピー&ペースト」

こうやって、伝統療法も心ない医師によって骨抜きにされて行くのだなぁ・・・
医師主導になるのは仕方ないんだけど、医師の「都合」で統合とかやると、結局こういう方向になるのかねーと、統合医療への期待もガッカリ感強し。
(まあ上記の人たちが統合医療やってるというのでもないのかもしれないのだが・・・ちょっと脱線)

症例漢方もあるから、そういうホメオパシーがあっても良いんじゃないかと、そう思うのかな?
ホメオパシーは、なかなかそうは行かないと思うぞ。
漢方だって、証を診て処方している人は怒ってるんじゃないか?
ま、少なくとも、ホリスティックではなくなるよね。

それでね、この団体、医師じゃないと危険だからとか、代替療法も医師が行わないと法律違反だとか、主張しているわけだけれども、
あるクリニックで、患者にレメディ飲ませて、全然効かなくて、結局病院送りになった人がいるとかいうウワサもある。

で、結論が、だから医師がやらなきゃ危ない、のだとか(唖然・・・)
全体像を見ないでレメディ選択して、そりゃー効かないか、効いても一時的でしょ。
徹底的に研究するということをせずに、医師免許持ってるというだけで、伝統ある療法をいい加減に利用する方がよっぽど危険でしょう?

あのね・・・神の手を持つと言われる天才脳外科医の福島先生だって、ご自身の専門外の分野のキャッチアップをするのは難しいとTVで言っていた。
福島先生の場合、目指すレベルが違うのかも知れないけどね。。

この人たちの論理で行くと、その内、気功も食事(栄養)も瞑想もヨガも・・・みーんな医師がやらないと危ないなんてことになる。
それぞれを極め尽くす余裕あるんですか?

効かないとか、時間が掛かるとか、科学的でないとか、
代替療法や民間療法をさんざん下に置いといて、いざとなると自分達に都合の良い所だけ持って行こうとするのは、
これまでそれらの療法を守り続けてきた先人達への冒涜であろう。

患者さんも、15分って・・・ホメオパシーに来たのにと、ガッカリされる方もいるんじゃないかな?
結局は、患者さんに対する冒涜なんじゃないかと思う。

こういうのホメオパシーとは言わない!
まあ、あの、クラシカルとはこの人たち言ってないけどさ・・・
また、統合医療・・・まではいいかも知れんが、ホリスティックとか言えるものではない。

ホメオパシーは、微細なエネルギーに働きかけ自然治癒力を目覚めさせて、
自然の流れに沿った自律的な癒しをもたらす安全なホリスティック療法なんです。

ホリスティックな癒しを目指すんだから、それなりに難しいし時間が掛かることも事実。
(そういう高みを目指しているんでしょう?)
それをショートカットしたいのだか何だか、都合のいい合理主義を持ち込んで、わざわざ危険なものにしなさんな。
しかもそのやり方、ちっとも科学的じゃないぞ(笑)

それならいっそ、海外の有名ホメオパスから頻繁に学んでいて、
近頃、その方法論に修正を加える柔軟さがあるホメジャの方が相当マトモ。
(今までは何だったか?と思う部分はさておき)

少なくとも、メニューは分かりやすく・・・ってことですね。(私も気を付けます)
ホメオパシー受けに行ったつもりが、違うものだった~ではガッカリだものね。

以前も紹介したが、
ハーネマニアンとして名高いホメオパス(医師)であるLuc De Schepperは、
“Talking homeopathy” while “walking allopathy”
ホメオパシーの話をしながらアロパシーを行っている
・・・ような人を、Pseudo-homeopath、いんちきホメオパスと呼んでいるのである。

ホメオパシーを求めていない人には、関係ありません、ハイ。

2008年3月 1日 (土)

裏ブログ始めました!

ホメオパシーのマニア向け(?)のブログを始めました。

ホメオパシー道場@銀座横丁

主にプラクティショナーとセルフケア実践者向けです。
(まだセルフケアのことは書いていませんが)

今、私が主に使っている、「センセーション・メソッド」について連載中です。
Dr. Rajan Sankaranやボンベイ・スクールの先生たちが教えていることなどを元に、私の迷いの跡を記録している感じ・・・

これからやってみよーという人と、何かを共有出来ればいいなと思っています。

相当なマニア向けですが(笑)、クライアントさんにも読んでいただいて、センセーション・メソッドでは、ホメオパスが何をしようとしているかについて、ご理解を頂けると、コンサルテーションもより実りの多いものになるのではと期待しています。

まあ、ブログ2つ両立というのも大変ですが、
近い将来の「ホメオパシー道場」の確立を目指して書いて行きます。

どうぞよろしくm(_ _)m

2008年2月22日 (金)

自分の奥底を語りたくない

前の記事で、コメントを頂いた内容に関連したことであるが、
自分の事を描くことや、表現豊かに語ることが苦手な人は結構多い。

特に、ホメオパシーのコンサルテーションで、更にホメオパスが使うメソッドがセンセーション・メソッドとなると、かなり大変かも知れない。

インドのDr. Rajan Sankaran率いるボンベイ・グループの先生方が開発しているセンセーション・メソッドでは、患者の中核を貫くエネルギーの表現を探ろうとする。
それを「ヴァイタル・センセーション」とか「グローバル・センセーション」と呼んでいる。

センセーション(Sensation)とは「感覚」という意味で、元々は身体感覚の事を指す。
身体のある部分で感じるものであるから、「よりローカルな」感覚である。

ヴァイタル・センセーションとは、「時間も場所もなく、いつもそこにある感覚」を指す。
(ちょっとここでは詳しい説明は避けますが・・・)
人生のいかなる時も、どんな場所(身体・心問わず)でも、その人の根底にあって心身の反応・表現あるいは症状などに影響を及ぼすもの。

しかし、多くの人は、この言わば「魂の叫び」を可能な限り表層に出ないようにしている。
主に社会生活に適応すると言う目的で。
それは人間という動物としてのネイチャーであるのかもしれないし、あるいは文化・教育の産物ということなのかもしれない。
遺伝子のせいだと、言う人もいるかもしれない。

センセーション・メソッドでは、無意識であるかを問わず、このセンセーションに対する適応として我々が取る行動は、3つに分類されるとしている。

  • アクティヴ・リアクション(Active reaction)-センセーションに打ち勝つ、乗り越えようとする状態、反応
  • パッシヴ・リアクション(Passive reaction)-センセーションに打ち負かされた状態、打ち負かされた時の反応
  • コンペンセーション(Compensation)-センセーションを感じない様にする、避けている反応、状態。なんとかセンセーションを否定しようとする

これらの行動・反応によって、ヴァイタル・センセーションは、無意識にあるいは意識的に隠され、見えにくく(感じにくく)なっている。
それゆえ、意識上で知覚・認識するコトバとして表現するのが難しいのである。

ざっくばらんな例えをすれば、
「本能的(無意識的)行動に抑制が掛かっている」ということだ。

自分を表現し、描くという作業、ましてや内面奥深くの感覚を、他人にコトバで分かってもらうように伝えるというのは、大変な作業なんですよねぇぇ。

コメントを頂いた雅さんへの返信として書いてみました。

2008年2月14日 (木)

イラストでわかるホメオパシー

イラストでわかる ホメオパシー (GAIA BOOKS)
アレクサンダー・ゴーテ/ユリア・ドリンネンベルグ(イラスト)著 
由井寅子監修 手塚千史/高橋紀子翻訳

ホメオパシーのレメディについて、イラストを使って説明した本。

ユニークで、時に辛辣なイラストで、レメディ像を描き出していて、楽しく学べる良書。

学校でホメオパシーを学んでいる人にも役に立つが、
セルフケアでホメオパシーを利用している人に是非読んで欲しい本である。

セルフケアでレメディを利用する人は、
まず、この本に書いてあるような事をしっかり身につけて欲しい。
やたらにマテリア・メディカやレパートリーに手を出す必要はない。
それはむしろ危険な場合もある。

本書で描かれているレメディ像で十分という訳ではないが、
イメージとして特徴を頭に思い浮かべる事が出来るようになれば、
その先の勉強が効率良く出来るはずである。

また、患者としてホメオパシーを利用している人にも、是非読んで欲しい。
ホメオパスが、コンサルテーションで何を知りたいのか?
それを知っておけば、コンサルテーションでの受け答えもやり易くなると思う。

この本をホメオパスに突き出して、
「私はこのレメディだと思います」とか、「どうしてこのレメディじゃないんですか?」
ということはまあ、避けて欲しいが(笑)

「何でこんな事聞かれるのかな?」とか「この人は、私の何を知りたいんだろう?」
あるいは、「この人は私という人物像をどの様に捉えているのだろうか?」
と感じたことはないだろうか?

ホメオパスは、症状・状態とか、子供の頃の事とか、好きな食べ物といった、
ある意味断片的な情報を、方々から集めて、特徴的な人物像を描き出したいのである。
それはまた結構、患者にとっては不本意かも知れないが、
本書で描かれている様な、デフォルメされた、いびつな像でもある。
単なる全体像ではなくて、その全体像を特徴付けているもの、パターンが必要なのだ。

その作業のためには、言うまでもなく患者の協力が必要である。
あなたが、あなた自身の体験を語らなければならない。
ホメオパスに、あなたの代わりは出来ない。
あなたが上手に絵を描ければ、物語を語れれば、その分だけホメオパスがレメディを見つけるのを助けることになる。
それは結局、あなたが便益を受けることになるのである。

この本を読んで、ホメオパスの頭の中にあるイメージに触れておくのも、
患者にとって良いことだと私は思う。

2008年1月22日 (火)

超希釈の効果

ホメオパシー的に希釈された水に効果があることを示す研究が発表された。
オーストリアの研究チームの数年に渡る実験によるもの。

主役は、カエル君である!Well done!!

おたまじゃくしからカエルになる期間に、サイロキシン(Thyroxin)という甲状腺ホルモンの一種に晒されると、変態の速度が速くなることに注目して、
一旦、サイロキシンに晒して、その後、ホメオパシー的に希釈されたサイロキシン溶液に数回晒したおたまじゃくしと、タダの水に晒したものの成長速度を比べるというもの。
ランダム化比較実験である。

まあ、厳密に言うと、これはアイソパシー(またはトートパシー)なのであるが、
高希釈(Homeopathic dose)の効果という意味では、どちらでもよい。

860匹が、ホメオパシー的に10-30倍まで希釈された溶剤(test solution)に、
860匹が、タダの水(control solution)に、それぞれ一定間隔で晒された。
タダの水の方も、何も溶かさずに希釈&振盪され、どちらもレメディを作る時と同じ方法で用意された訳である。

そして、ホメオパシー的溶剤に晒されたおたまじゃくしは、
タダの水に晒されたグループより成長が遅かったのである!!

この研究の面白い所は、
上に書いたように、一旦、病因(?)となる物質に対象(カエル)を晒して、それと同じ物質をホメオパシー的に希釈して(つまりレメディ化して)使ったことであるが、

更に、

レメディ化した溶液を、①旧式の電子レンジ、②携帯電話の電波、③空港で使用されているX線、④バーコード・リーダーの光(スーパー等で使われている赤い光を出すもの)に晒して、その効果も併行して実験した(1160匹が使われた)。

結果は、①と②の対象群では、効果が見られなかった(おたまじゃくしの成長が遅くならなかった)が、③と④は効果があった。
また、アルミホイルを使うと、①と②の影響を微小ながら防ぐことが分かった。

それから、アルコール溶液を使っても、水溶液を使っても、効果に違いは無かった。

これらの研究結果が、そのまま直に、人間へのレメディの治癒効果に結びつくものではないかもしれない。

しかし、結果は、アボガドロ定数以上の高希釈液が生体に働きかける効果を持つこと、
そして、「似たものが似たものを癒す」というホメオパシーの大・大・大前提をも検証することになったのである。

まあ、こういう研究を知っても、Quackbustersは、なんやかんや、難癖をつけて否定したがるのでしょうけどね(笑)

前に紹介した、Roy教授の水の構造の話などとも併せて、
近い将来、水は記憶しないとか情報を持たないとか言う人の方が失笑を買う日が来るような気がしますな。

以上、全文を載せると、著作権の問題があるので短い要約のみ。

出典は以下から。

The effect of homeopathically prepared thyroxine on highland frogs: influence of electromagnetic fields

S Weber, PC Endler (1), SU Welles (1), E Suanjak-Traidl (1), W Scherer-Pongratz (1), M Frass (1), H Spranger (1),
G Peithner (2) and H Lothaller (3)

(1) Interuniversity College Graz/Castle of Seggau, Austria
(2) Peithner Inc., Vienna, Austria
(3) University of Graz, Austria

入手は、http://www.sciencedirect.com で出来るはずです。

2008年1月17日 (木)

"Homeophobia"という病

イギリスでは、ある伝染病が流行っている。
その名は、「Homeophobia(ホメ恐怖症)」

もちろん誰かの造語である。
が、そう言いたくなる程、イギリスでの近年のホメオパシーに対するバッシングは凄い。

いつの世でも、どの国でも、同じ様な輩はいるらしく、
イギリスでも、補完代替医療(CAM)を目の敵にして、メディア・キャンペーンを展開する人がいる。
「quackbuster」と呼ばれているらしい。
適切な訳語が見当たらないが、「自称・科学の擁護者で補完代替医療を攻撃する人」を指す。
これは恐らく、特定の利害関係のある“業界”の手先も含まれるとも読み取れるかな。。

イギリスの新聞「ガーディアン(The Guardian)」によく投稿する人物、Ben Goldacre氏などが有名だとか。

そのGoldacre氏、昨年11月6日、やはりガーディアンにホメオパシーを攻撃する記事を投稿した。

実はその記事が掲載されたのを見た時は、投稿者の名前なんて覚えてなかったのだが、その後、同氏のようなquackbusterたちの言動を暴露するエッセイが出て、
「はー、このヒト、悪名高かったのねー」と分かった。。

Quackbustes(ゴースト・バスターズじゃないよ)が、どういう手口を使っているのか?
いかに彼らが“非”科学的か?(ちなみにGoldacre氏は医師)

を指摘している、Martin Walker氏のエッセイは、以下のページからどうぞ。
無料のPDFをダウンロード出来ます。(英語です)
http://www.slingshotpublications.com/dwarfs.html

ジャック・ベンベニストに捧ぐ・・・とある。
そう、あの「水の記憶事件」のベンベニスト。Quackbustersの犠牲者。
ジャックの研究が少しは報われることを祈ろう。。

でもって、Goldacre氏の記事に対して、「ええかげんにせいっ!」って感じで、
材料(物質)科学の専門家であるRustum Roy氏から批判の記事が、同じくガーディアンに掲載された(12月19日)。

彼は科学者らしく(?)、ホメオパシーの治癒効果に対して、肯定、否定、どちらの立場も取ったことがないとも言った上で、

「物質を溶かした水をアボガドロ数以上に希釈したものは、溶かす前の水と違わない」という従来の、恐らく100年以上に渡ってホメオパシー攻撃の切り札として使われてきた主張は間違いであると指摘している。

研究をしていたら、「homeophobia」っていう病気が流行っていることを発見したって(笑)

最先端の材料(物質)科学(material science)の研究において、水の構造は何通りにも変化し得るということが発見されている(polymorphism of water)。

Roy氏は、こうも付け加えている。
「Goldacre氏は、プラシーボ効果だと言うが、西洋医薬(orthodox medical pills)の方が、よっぽどその効果は高いんじゃないかね。巨額の宣伝費を掛けて広告してるんだから。」

Thanks, Prof. Roy!

そう、だからと言って、ホメオパシーの治癒効果が科学的に解明された訳ではない。
でもまあ、大きな前進でしょう。
ホメオパシーについて、科学者がここまでハッキリ言うっていうのは、あまりなかった事だよね。

このRoy先生の研究の他にも、いくつか水の構造または“記憶”に関する研究があるのだが、当然ながらぜーんぶ英語で、専門用語の訳語もままならない・・・
てな訳で、そういうのを紹介しようとしている私の記事も進まないのれす。。(涙)

医師の団体とかさ・・・組織があるんだから、医師だけがホメオパシーをとか、
意固地な主張をするヒマがあったら、こういう事をキチンと説明するとか、
ホメオパシーのためになる事をやってよー!
既得権争いしてる場合じゃないんだぞー!!(怒)

我々は、Goldacre氏が医師であることも忘れてはいけないぞ!

(毎度のことながら念のためお断り。純粋にホメオパシーや人の癒しに献身的な医師の方々は、私の批判の対象外です。)

でも、水の構造って・・・?と、言いたくなるけども、
Roy氏曰く、ダイヤモンドは地上で最も硬いもの。グラファイトって最も柔らかいものの一つ。
どう違うんだい?どっちも炭素。

確かに水の様なありふれたもの(・・・と言ったら水に失礼か)が、
記憶するとか、情報を持つとか、考えにくいけれども、
「じゃあ我々一人一人が持ってるこの記憶・情報ってどこに「保存」されてるのさ?」
って私は思う時がある。
複雑って言ったって、糖質、たんぱく質の類でしょ?あるいは電気的に?

もうちょっと、お陰さまで生きていられるありがたさと併せて、水に敬意を払わなければなりますまい。

2007年11月 5日 (月)

ホメオパシーを利用している人々

先日、The Oprah Winfrey ShowというTV番組で、
スーパーモデルのシンディ・クロフォードが、ホメオパシーを利用しているという話をしたそうである。

彼女は、“big fun of homeopathy”であり、彼女の子供とペットにレメディを使っているとのこと。
興味のある方は、以下のリンクからどうぞ。http://www2.oprah.com/tows/slide/200710/20071030/slide_20071030_350_105.jhtml

HPの方にも記載したのだが、ホメオパシーを利用しているセレブは多い。
そんな歴史?を記載した本が出版された。

The Homeopathic Revolution: Famous People and Cultural Heros Who Choose Homeopathy」Dana Ullman著 North Atlantic Books, 2007

この本に関するキャンペーン・サイトも開設された。
http://www.homeopathicrevolution.com/

これによれば、
以下の人たちは、ホメオパシーを自分で利用するか、サポートをしている(いた)。

科学者・医学者たち:
チャールズ・ダーウィン、サー・ウィリアム・オスラー(現代医学の父)、チャールズ・メニンガー・MD(メニンガー・クリニック創設者)、ブライアン・ジョセフソン・PhD(ノーベル賞受賞者・ケンブリッジ大学教授)、他

少なくとも11人のアメリカ大統領と2人の英国首相:
リンカーン、フーバー、クリントン、ディズレーリ、ブレア、他

数多くの聖職者やスピリチュアル・リーダーたち:
ここには、マザー・テレサや7人のローマ法王が含まれる

スポーツ選手たち:
デビッド・ベッカム、マルチナ・ナブラチロワ、ボリス・ベッカー、他

音楽家たち:
ベートーベン、シューマン、ショパン、サー・ユーディ・メニューイン、ティナ・ターナー、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、他

俳優・タレントたち:
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、パメラ・アンダーソン、ジェーン・シーモア、スザンヌ・ソマーズ、プリシラ&リサ・マリー・プレスリー、ジェニファー・アニストン、トビー・マグワイア、オーランド・ブルーム、他

その他、有名作家など多数!

詳しくは、同サイトまたは書籍を読んでみてください。

序文を書いたのが、英国女王陛下の主治医(ホメオパス)であるDr. Peter Fisherであるというのも面白い。

女王陛下のホメオパスって、ホントにいるんだよ(笑)
(私は1回ナマで見たことあるな。。)

2007年8月20日 (月)

喝采

お久しぶりですー!
あつ~い日々が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?

随分と投稿をサボってました。

まあ、ホリデーにも出かけましたが(笑)
結構それなりに色々あってバタバタしておりました。

さて、以前ご紹介した「毒舌ブログ」さん、
連載をおやめになりました。

いつも楽しみにしていたので、凄~く残念ですが、
熟慮された末のご決断でしょうから、
それについて多くを語るのは無粋というもの。

ただ、スタンディング・オベーションをもって、
お見送りしたいと思います。

P.S.
先日、飲みに行った時に、
初対面の人に、「ホメオパシーというのをやってます」と言ったら、
「えっ?ホメ殺し??」って返されました(笑)

意味分からない人は、
http://similar.blog60.fc2.com/ を見るべし!

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