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2005年11月26日 (土)

セルフ・ケア1

【レメディは安全か?】
日本でホメオパシーが次第に知られてくるにつれ、ファースト・エイドでレメディを試してみるという人が増えているようです。
こうしたセルフ・ケアをキッカケに、多くの人がレメディの効果を体験して、ホメオパシーへの関心が高まるのは非常に喜ばしいことです。

アメリカでは、かつてホメオパシーが絶滅の危機に瀕していた間、セルフ・ケアで熱心に利用していた一部の民間の人たちが勉強を続けていて、これが近年の再興の大きな原動力になったようです。(ちなみにAMA(米国医師会)というのは、1847年にホメオパシーの隆盛に対抗するために設立されたそうです。そして彼らは成功しました)
日本でも、今後ホメオパシーが定着して行くためには、利用者(患者側)の関心・認識というのが、大きな下支えとなるものと思います。

最近、ホームページやブログ、あるいはネット・コミュニティ等で、セルフ・ケアの情報が結構提供されています。随分活発なサイトもあるようで、ビックリしてしまいました。また、大変豊富な知識をお持ちの方もたくさんいて、私が知らないレメディが出ていたりして、焦ったものです(苦笑)
しかし逆に不安も感じます。
セルフ・ケアを実践する人が増えるのは大変良い事だと思うのですが、正しい認識・方法論の下で行われないと、結果的に患者さんのためになりません。しかも情報の伝達は、正しかろうが何だろうが、インターネットではあっという間です。
このままで大丈夫かなぁ?という思いを最近抱くようになりました。

「レメディは安全であり、心身に優しい」
ということは、よく言われています。私も人に説明する時には、そう言うことが多いです。実際、正しく処方されたら、その通り、安全です。
また、ホメオパシーは対症療法ではないので、レメディを飲む事もまた対症療法にはならないと、殆どの人が考えているでしょう。
本当にそうでしょうか?
こういう言い方は、自己否定にもなりかねないのですが、あえてこの命題を立てたいと思います。
「レメディは必ずしも安全ではない」
これは事実です。特にホメオパシーを専門に勉強していない人が処方する時、レメディは広く言われているほど安全ではありませんし、場合によっては対症療法的に作用します。
対症療法的にも作用するということは、ホメオパシー的な治癒の概念からすれば、そういった処方は大変有害になります。

レメディは「健康な人に病気を引き起こす力があるもの」という大原則を忘れてはいけません。

セルフ・ケアには、落とし穴がたくさんあるのです。

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セルフ・ケア(ホメオパシー)」カテゴリの記事

コメント

またまた質問コメントを失礼します。。。

セルフケアの難しさに・・・・驚いています。

① 私は、風邪の引き始めに予防の為?に風邪薬を飲みます。
(子供にもそうする事が多い。。)
でも、「薬」ですので抵抗も有ります。特に子供に対して。
その代わりとして、レメディを捉えています。
(体に優しい「風邪薬」(昔で言う生姜湯とか)と、レメディを考えています。)

② 旦那は、よく頭痛薬を飲みます。鎮痛剤の乱用はかなり私には抵抗が有ります。その代わりとしてレメディを考えています。
(これは、「慢性」の可能性が大きいので、ホメオパスに診てもらうのが一番でしょうが・・・)


上記のような場合でのレメディのセルフケアについて、どう思われますか?
(②は反対されそうですが・・・)
飲む事を極端に恐れていては、セルフケアは出来ない、
けど、乱用して、体質をゴチャゴチャにしたくない、という思いも有ります。
それと、
私のセルフケアの考え方が好ましくないでしょうか?

Samさんのお考え&アドバイスを頂ければ助かります。
よろしくお願い申し上げます。

feelさん

こんにちは。
悩ましいところですね・・・

「風邪は引き始めが肝心」とか、風邪薬の宣伝でも言っていましたね(笑)

しかし、本当に引き始めに薬を飲むのが良いのかは分かりません。
私は、引き始めにしっかり休養を取る事が一番良いのだと思います。

こじらせない限り、風邪は放っておいても治るものです。
そういうものを、いつもいつも薬やレメディに頼っていると、身体が自然に治る力が徐々に麻痺して行くような気がしています。
特に根拠はないですよ(笑)
でも人間、使わない機能はどんどん退化するものです。自然治癒力がそうでないと、どうして言えるでしょうか?
自然治癒力を後押しして、出来るだけ干渉しないのがホメオパシーであるのに、どうして風邪ぐらいで、そう頻繁に干渉するのでしょうか?

基本的には何も使わないで、外せない用事・仕事など、やむを得ない時(つまり休めない時)のみ、薬を飲むというのが一番だと思います。
ご存知の通り、風邪薬飲んで治るわけではありませんから、いつも風邪薬飲んで無理を続けていると、どこかでツケを払うことになると思います。
「休む」という事に、日本人はもう少し気楽になった方が良いと思っています。
頑張り過ぎないのは、免疫力を維持するコツですよね(笑)

薬やレメディでごまかさない生活をしていて、それでも頻繁に風邪をこじらせたり、しょっちゅう具合が悪いような場合は、病院に行って検査をしたり、根本体質レメディを探してもらったり、あるいは生活習慣を見直したりする必要が出てくるでしょう。
そういった、もっと重大な何かが隠れている可能性に気付くのが早いかもしれないという意味でも、「ごまかさない」メリットはあると思いますよ。

レメディについてですが、
現代医学が、未だに風邪の特効薬を開発出来ていないのと同様、「ただの風邪」に常に有効なレメディを見つけるのは困難です。

根本体質レメディあるいはシミリマムが見つかっている場合は、風邪でもそのレメディを摂ります。(但し、休養が第一です)
そうでない場合、あれこれレメディを試してガッカリすることの方が多いでしょう。

なぜでしょうか?

それは、風邪がマイルドで、誰でもある程度の頻度で罹るものですから、症状も誰でも似たようなものであり、レメディ選択の差別化がしにくいためです。
ですから、風邪のレメディがうまく見つからないからといって、失望することはないのです。
あたりまえ(笑)
まあこれは、風邪ぐらいでレメディ飲むなという天の声だと、私は思っています。

頭痛については、
レメディで改善することもあるでしょうが、頭痛が出る度にレメディを飲む、つまり頻繁に繰り返す、というのは、何ら解決になっていませんね。

たまたま効くレメディが見つかれば、それを繰り返して、薬ほどの害があるとは思えませんが、
やはり、オススメしません。あくまで、一時しのぎです。
そういうことが常習化すれば、対症療法と同じですね。

これらの前提を認識した上で、
薬を飲む前にレメディを1つ2つ試してみよう、というのであれば、セルフケアとして悪くはないと思います。

Samさん、詳しいご意見を、どうもありがとうございます。

キットを購入し、救急箱代わりにレメディをセルフケアで使うか・・・これは、本当に「対処療法」へ一直線になる可能性もありますよね。
でも・・・
セルフケアをしないとなると、ホメオパスに処方してもらうしかレメディの摂りようがない、ということにもなるし。。。
まだまだ
ホメオパシーと仲良くする事(=学ぶ?本を読んだり)が、今の私には必要なのでしょうね。
(しかし・・・・ホメオパシーって、ある意味、「矛盾」かも???)

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